金属プレートに名入れ刻印|素材選びと事例ガイド
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最終更新日: 2026年10月1日
「ロゴを入れた金属コースターをお店で使いたい」「周年記念で配るプレートを作りたい」——金属プレートへの名入れ刻印は、そんなときの選択肢になります。紙やプラスチックでは出せない、金属ならではの存在感が魅力です。
ただ、いざ作ろうとすると「素材は何が合うのか」「厚みやサイズはどう決めるのか」「刻印はどのデザインまで再現できるのか」と、判断ポイントは意外と多いものです。
この記事では、金属プレートへの名入れ刻印について、素材選びの基準と、自社ブランドの実例、デザインの自由度を順番にご紹介します。読み終わるころには、自分のイメージを「どの素材で、どんなサイズで」まで翻訳できる状態を目指しています。
金属プレートは、ロゴを刻印したコースター、店舗の卓上サイン、周年ノベルティのタグ、結婚式の席札、コンペの景品など、幅広い用途が考えられます。手に取ったときの重みやひんやりした質感は、紙やアクリルにはない持ち味です。
素材は3択。真鍮・ステンレス・アルミの使い分け
金属プレートの素材は、「真鍮(黄銅)」「ステンレス」「アルミ」の3つが代表的です。それぞれ表情が違うので、用途に合わせて選ぶのがおすすめです。

こちらは刻印の見え方を確認するためのフォントサンプルです。同じ「ABCDEFG…」を入れても、素材の色味と仕上げで印象は大きく変わります。
- 真鍮(黄銅):あたたかみのあるゴールド系。手に取ったときの重量感が強く、アンティーク・ヴィンテージ・ブランドコンセプトに合います。経年で色が落ち着いていくので、味として楽しみたい方向け。
- ステンレス:シルバー系で清潔感が強く、サビにくいのが最大の利点。飲食店のコースター、屋外で使うタグ、医療系・テック系のロゴ表現に向きます。マット仕上げと鏡面仕上げで表情がまったく違います。
- アルミ:軽くて加工しやすく、コストを抑えやすい素材。アルマイト加工でカラー展開もできるため、複数色を並べたいノベルティに向いています。
もう少し技術寄りの素材比較は 真鍮 vs ステンレス|レーザー刻印で選ぶならどっち? と レーザー刻印に使える素材一覧 でまとめているので、合わせて読んでみてください。
刻印の見え方も素材によって変わります。一般的に、真鍮は刻印部分が白っぽく仕上がり、ロゴが映える傾向があります。ステンレスは表面を黒く変色させる刻印で、コントラストが強く出ます。アルミは、表面のアルマイト(着色)の層をレーザーで取り除く加工で、色の上に白い線を入れるイメージです。仕上がりの見え方が気になる場合は、ご注文前にご相談ください。
実例:自社ブランド「Another City」のコースター

こちらはIchisが運営している自社ブランド「Another City」のコースターです。ステンレスのヘアライン仕上げで、ロゴを焼き付けるように刻印しました。直径は約80mm、厚みは1.5mm。グラスの結露でも錆びにくく、芝生の上やテーブルでも雰囲気を崩しません。
コースターなら、軽くてあたたかみのある木材も選択肢になります。一方で金属には、手に取ったときの重みや、グラスを置いたときの音といった、金属ならではの持ち味があります。
金属プレートは「飾る・配る・使ってもらう」のどれを狙うかで素材選びが変わります。配って終わりではなく、手元に残して使ってほしいなら、重みのある真鍮やステンレスが候補になります。
デザイン自由度:ロゴだけじゃない、書もイラストも

レーザー刻印は、ロゴだけでなく筆文字やイラストも表現できるのが特徴です。こちらは、書道風の筆文字を刻印した例です。筆のかすれのような表情も刻印で表現しています。データは、アウトライン化済みのAdobe Illustrator形式(.ai)が最適です。SVGやPDF、画像(PNG/JPG)などをお送りいただいた場合は、そのまま使えるかどうかを確認してご案内します。
たとえば、次のようなデザインが金属プレートの刻印に向いています。
- 店舗・ブランドのロゴマーク(カフェ、バー、美容室、雑貨店)
- 家紋・イニシャル・名前(結婚式の席札、敬老の日ギフト)
- QRコード(メニュー誘導、SNSフォロー導線)
- 書・カリグラフィ・イラスト(作家コラボ、周年記念)
- 地図・建物のシルエット(不動産・建築のノベルティ)
持ち込みデータの作り方は 刻印用デザインデータの作り方 にチェック項目をまとめています。データに自信がなくても、ラフ画像や手書きのイメージがあれば、Ichisで刻印用のデータを作成できます。その場合は、デザインデータ作成代として1デザインあたり2,750円(税込)がかかります(Adobe Illustrator形式(.ai)のデータをお持ちなら不要です)。
サイズ・厚み・最小ロットの目安
コースター用途なら直径70〜90mm、厚みは1.0〜2.0mmが一般的な目安です。プレートやタグのような小さなもの(30×50mm程度)から、卓上サインのような大きめのもの(150mm角程度)まで、サイズはご相談ください。金属板の切り出し加工を含む場合は、個別のお見積りになります。
形状は円形・正方形・長方形などが一般的です。オーバルやドッグタグ型、ロゴの外形に合わせた形、穴あけや角丸をご希望の場合は、対応できるかどうかを含めて、お見積りの際にご相談ください。
レーザー刻印は1個からご注文いただけます。刻印代とは別に、版代(機械のセットアップ費)5,500円(税込)がご注文ごとにかかり、2回目以降のご注文でも毎回かかります。実物での試し彫りや試作をご希望の場合は、内容によって対応が変わるため、ご注文前にご相談ください。
納期は、ご入金の確認後(お手持ちの品を送っていただく場合は品物の到着後)、おおよそ2週間が目安です。数量や内容によって前後します。プレートなどをIchisで仕入れてから刻印する場合は、仕入れと刻印を合わせて約3〜4週間が目安です。お急ぎの場合はご注文前にご相談ください(確約はできません。お急ぎ対応の可否と料金は、ご注文前にご案内します)。
刻印代の単価は レーザー刻印 価格表(サイズ×数量マトリクス) でサイズ・数量別にまとめています。版代と刻印代のほかに、必要な場合はデザインデータ作成代、プレート本体の商品代、送料がかかります。最新の料金は料金表をご覧ください。正確な金額は無料のお見積りで確定します。
失敗しないための3つのチェック
ご注文の前に確認しておきたいポイントが3つあります。
- ロゴデータの線が細すぎないか:0.3mm以下の極細線は、刻印でかすれることがあります。この数値は目安で、素材とサイズで変わるため、データを拝見して個別にご案内します。
- 使用環境(屋内/屋外、水濡れの有無):屋外や水回りで使うならステンレス、室内ディスプレイなら真鍮、コスト優先ならアルミ、と環境で素材が決まります。
- 配るときの梱包:金属同士が触れると傷がつくので、個包装の有無で印象が変わります。個包装などの梱包をご希望の場合は、対応できるかどうかを含めて、ご注文前にご相談ください。
関連して、金属の名刺・カード型を検討中の方は メタルカードの色選び|4色サンプル写真で比較 もご覧ください。コースターと同じ判断軸が使えます。
まずはお気軽にご相談ください
金属プレートは、画像や文章だけでは伝わりにくい部分が大きいジャンルです。制作に入る前に、刻印の内容とデザインをLINEまたはメールで確認させていただき、最終確認のあとに加工を始めます。デザインデータや参考画像をお送りいただければ、サイズや素材の組み合わせもあわせてご相談いただけます。
用途・数量・希望デザインの3点をお知らせいただければ、お見積りと納期の目安をご案内します。お見積りは無料です。フォームからのご相談には、通常1〜2営業日以内にメールでお返事しています。お問い合わせフォーム からお気軽にどうぞ。
Ichis編集部
