素材・加工ガイド

木材にレーザー刻印するとどうなる?バットから看板まで、実際の事例で紹介

木材にレーザー刻印するとどうなる?バットから看板まで、実際の事例で紹介
目次
  1. 木材レーザー刻印の仕上がり
  2. 製作例1:木製バットへのチーム名・選手名刻印
  3. 製作例2:飲食店向け木製看板
  4. 木材レーザー刻印の価格感
  5. 木材への刻印で気をつけること
  6. 木材×レーザーに向いている用途

最終更新日: 2026年9月21日

レーザー加工というと金属のイメージが強いかもしれませんが、実は木材もレーザーとの相性がかなり良い素材です。レーザーの熱で木の表面を焦がすことで、塗料を使わずに文字やイラストを刻むことができます。

Ichisでは、木製バットへの名入れや、飲食店向けの木製看板など、木材製品へのレーザー刻印を承っています。今回は、実際に製作した木製バットと木製看板の例をまじえて、木材レーザー刻印の特徴や仕上がりについてお伝えします。

木材レーザー刻印の仕上がり

木にレーザーを当てると、表面が焦げて茶褐色〜黒色の刻印になります。インクや塗料ではなく、木の表面を直接焼いて加工するので、印刷のようにはがれる心配がなく、擦れても消えにくい刻印になります。木目の中に刻印が溶け込むような仕上がりになるのが特徴です。

ただし、木の種類によって仕上がりは変わります。

  • メイプル・ブナなどの広葉樹:木目が詰まっていて表面が滑らか。刻印のエッジがシャープに出やすく、細かい文字やロゴの再現に向いています。
  • 杉・檜などの針葉樹:木目が粗く、年輪の硬い部分と柔らかい部分でレーザーの入り方が変わります。味のある仕上がりになりますが、細かいデザインには不向きな場合も。
  • 合板・MDF:均一な素材なので仕上がりが安定します。コストを抑えたい場合に向いている素材です。

木の刻印は、同じデータでも木目の出方によって1点ずつ表情が変わります。天然素材ならではの特徴です。どの木材が合うか迷う場合は、素材選びの段階からご相談いただけます。

製作例1:木製バットへのチーム名・選手名刻印

野球チームからのご依頼で、ファンゴバット(ノック用バット)にチーム名と選手名を刻印しました。

バットのような円筒形の品物にもレーザー刻印はできます。この製作例では、メイプルとポプラの複合材バットに、英字のチーム名・学校名・選手名をまとめて刻印しました。ただし、素材や形状、サイズ、表面の塗装によっては加工できない場合がありますので、先にフォームから写真を添えてご相談ください。

木材の色に対してレーザーの焼き色がしっかりコントラストを出しているので、遠目にも読みやすい仕上がりになりました。

製作例2:飲食店向け木製看板

飲食店向けに、店名ロゴを木製看板に仕上げた製作例です。

木製看板へのレーザー刻印 - 飲食店向けオリジナル木製サインボード

天然木の板に店名ロゴをレーザーで焼き入れた看板

天然木の一枚板に、筆文字のロゴデザインをレーザーで焼き入れています。看板のサイズは約30cm角で、面積の広い塗りつぶしのデザインにも対応できます。

彫刻ではなく焼き加工なので、表面の凹凸はほとんどありません。壁掛けにも卓上にも使えるフラットな仕上がりです。

木材レーザー刻印の価格感

Ichisの木材レーザー刻印は、以下のような価格構成になっています(2026年4月改定の料金表より。最新は料金表をご覧ください)。

項目 参考価格(税込)
版代(機械セットアップ費) 5,500円
デザインデータ作成代 2,750円 / 1デザイン
刻印単価 1,500円〜 / 1点
送料 800円または1,500円(全国一律。商品と数量で決まります)

※ Adobe Illustratorの完成データ(.ai形式)をお持ちの場合、デザインデータ作成代は不要です。
※ 刻印単価は、刻印のサイズと数量で変わります。木材などの商品をIchisでご用意する場合は、商品代が別途かかります。正確な金額は無料のお見積りで確定します。

※ 送料は、完成品の写真をIchisのSNS・HPに掲載してよい場合は、原則として無料になります(規格外の大型便・海外発送を除く)。看板など大きな品物の送料は、別途お見積りになる場合があります。くわしくは送料のご案内をご覧ください。

木材への刻印で気をつけること

  • 塗装済みの木材:表面のコーティングによってはレーザーが通りにくく、仕上がりにムラが出ることがあります。無塗装の状態でお預けいただくのがベストです。
  • 含水率:乾燥が不十分な木は煙が多く出て、周囲が変色する場合があります。十分に乾燥させた木材を推奨しています。
  • サイズの制約:加工機に入るサイズには上限があります(目安として300mm×300mm程度。料金表の区分も300×300mmまでです)。大きな素材は事前にご相談ください。

木材×レーザーに向いている用途

  • 飲食店・バーの看板やメニューボード
  • スポーツチームの記念品(バット・盾・トロフィー台座)
  • 結婚式のウェルカムボード
  • 企業ノベルティ(木製コースター・名刺入れ)
  • ギフト用の名入れアイテム(万年筆ケース・フォトフレーム)

木の温かみとレーザーの精密さを組み合わせることで、印刷やシール貼りとは一線を画す仕上がりが実現できます。


木材へのレーザー刻印に興味をお持ちの方は、素材やデザインのご相談だけでもお気軽にどうぞ。

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